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· 2021年6月29日 2m read

.NETからInterSystems IRISへ接続する方法

これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

以下の7つの技術を用いて、VB.NETからInterSystems IRISへ接続し使用することができます。

(A) InterSystems IRIS ADO.NET Managed Provider を利用する
InterSystems ADO.NET Managed Provider では、ADO.NET 準拠データベースとして InterSystems IRIS にアクセスでき、データへの簡単なリレーショナル・アクセスを提供します。特に ADO.NET を以前に使用したことのあるユーザにお勧めです。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
InterSystems IRIS ADO.NET Mnaged Providerについて

(B) XEP を利用する。
.NETアプリケーションで作成したオブジェクトをそのまま InterSystems IRISへオブジェクトとして保存できます(オブジェクトをテーブルに変換する処理は行われません)。
また、登録対象オブジェクトが格納された配列全体を1度に更新することもできるため、シンプルなオブジェクトの構造であれば、データの大量更新に優れたパフォーマンスを発揮します。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
InterSystems IRIS XEP による.NETオブジェクトの永続化について

(C) Native APIを利用する
テーブルでもなくオブジェクトでもない、グローバル変数に対するダイレクトなアクセスを行う場合に利用できます。

(D) Entity Frameworkを利用する
.NET側で Entity Franeworkを利用した複雑なオブジェクトモデルを利用している場合は、Entity Frameworkによる接続が最適です。Entity FrameworkはADO.NETの拡張機能であるため、.NET側でオブジェクトからの変換が行われInterSystems IRISへはSQLが渡されます。同じオブジェクトを利用するXEPと比較して複雑なオブジェクトモデルを簡単に処理できる利点がありますが、リアルタイムに大量データを更新する処理には向いていません。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
InterSystems IRIS Entity Framework Provider の使用法について

(E) WebServiceを使用する
SOAP (Simple Object Access Protocol) に対する完全なサポートを提供していますので、.NETからも利用できます。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
WebサービスおよびWebクライアントの作成について

(F) RESTを使用する
InterSytsems IRISにRESTインターフェースを提供するためのディスパッチクラスの作成すれば.NETからも利用できます。
詳細は、以下ドキュメントをご参照ください。
InterSYstems IRISでのRESTインターフェースの開発について 

(G) ODBC経由で接続する
他の技術からの接続と同様に、ODBC経由での接続ができます。

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