管理ポータルのライセンス消費に関する仕様変更について(2012.1以降)
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
2012.1以降管理ポータルの使用もライセンスを消費する様にシステムを変更しました。
これはインターシステムズが定める製品のライセンスポリシーとシステムの動作をできるだけ合わせる一連の措置の1つとして行われました。
この変更に伴いライセンス使用に関わる思わぬトラブルが発生する可能性がありますので注意が必要です。
特にライセンスの解放が管理ポータルページの操作法によって異なるため、その違いを十分認識して対処する必要があります。
管理ポータルのライセンスの解放はページの切断の仕方により以下の様に変わります。
a) ポータルを開き何らかの操作を行った後にログアウトを行うとライセンスは即時解放されます。
b) ポータルのページを開いた後、他に何も操作せずにログアウトを行うと一定の待ち時間の後にライセンスの解放が行われます。
この待ち時間はライセンスの意図的な規約違反を防ぐための措置であるため、設定等で変更できないようになっています。
c) ポータルを開き、ブラウザのXボタンやAlt+F4等のショートカットでページを強制的に閉じた場合は、デフォルトでは8時間後にライセンスの解放が行われます。
ライセンスの解放の時間は以下の操作で変更することができます。
管理ポータル:
[システム管理] > [セキュリティ] > [アプリケーション] > [ウェブ・アプリケーション] で
/csp/sys/ 以下の全てのアプリケーションを編集してセッションタイムアウトをデフォルトの 28800 秒から変更します。
また、以下のドキュメントもあわせてご参照ください。
CSP ライセンス使用