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Megumi Kakechi · 2023年2月27日 2m read

Webゲートウェイをインストール後、503エラーでサイトにアクセスできません

Question:

Windows環境にて、新規サーバにWebゲートウェイ(Web Gateway)をインストールしたところ「HTTP Error 503. The service is unavailable.」エラーで接続ができません。
対処法を教えてください。
 

Answer:

IRIS2022.1以降のバージョンでは、Visual Studio 2015 Visual C++ 再頒布可能パッケージ(64bit) のインストールが必須となりました。
IRISをインストールされているお客様は、IRISのインストール時に VC++ 2015 再頒布可能パッケージもインストールされるため気にする必要はありませんが、Webゲートウェイのみインストールされる場合は別途インストールする必要があります。

VC++ 2015 再頒布可能パッケージをインストールしていない環境に Webゲートウェイのみインストールした場合、Webゲートウェイ管理ページ(http://localhost/csp/bin/Systems/Module.cxw)にアクセスすると、
 Service Unavailable / HTTP Error 503. The service is unavailable.
のエラーで接続できず、Windowsイベントログ(Application)には
 モジュール DLL C:\Inetpub\CSPGateway\CSPms.dll を読み込めませんでした。このデータはエラーです。
   (The Module DLL C:\Inetpub\CSPGateway\CSPms.dll failed to load.  The data is the error.)
のエラーが記録されます。

こちらは、VC++ 2015 再頒布可能パッケージをインストールすることで解消します。

 


***
HTTP Error 503. The service is unavailable. エラーは、上記のほかにも必要なdllがない場合にも発生することがあります。
例えば、手動でWebゲートウェイを構成している環境の場合、2022.1以降のバージョンでは
 libcrypto-1_1-x64.dll と 
 libssl-1_1-x64.dll
の配置も必須となります。
これらのdllがない場合にも、HTTP 503 エラーとなりますのでご注意ください。

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