ターミナルでプログラム実行中にエラーが発生した際、プロンプトを元に戻す方法
これは InterSystems FAQ サイトの記事です。
ターミナルでルーチンを実行し、プログラム上でエラーが発生した時に、エラートラップを適切に設定していない場合、以下のようなデバッグモードになります。
USER>do ^error1
write A
^
a+2^error1 *A
USER 2d0>
write A
^
a+2^error1 *A
USER 2d0>
この状態から、ルーチン起動の前の状態に戻るにはQuitコマンドを入力します。
USER 2d0>Quit
またエラーが発生したルーチン内でトランザクション処理を行なっている場合には、以下のような表示のプロンプトになります。
USER>do ^error1
write A
^
a+3^error1 *A
TL1:USER 2d0>q
TL1:USER>
write A
^
a+3^error1 *A
TL1:USER 2d0>q
TL1:USER>
このようにプロンプトの先頭にTL+数字が表示されている場合には完了していないトランザクションがあることを示しています。
この状態ではQuitコマンドを入力しても元のプロンプトには戻りません。
最初にTrollbackコマンドを入力し、その後でQuitコマンドを実行することで元のプロンプトに戻ります。
TL1:USER>Trollback