ルーチンをインポート/エクスポートするAPI
これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
1. エクスポートAPI
a. ルーチンを個別に指定してエクスポートする場合は、$system.OBJ.Export() を使用します。
例:
do $system.OBJ.Export("TEST1.mac,TEST2.mac","c:\temp\routines.xml",,.errors)
指定する形式は ルーチン名.拡張子 で、拡張子は mac,bas,int,inc,obj を指定します。
エクスポート中のエラーは errors に格納されます。
$system.OBJ.Export() の詳細はクラスリファレンス %SYSTEM.OBJ を参照してください。
b. ワイルドカードを使用してエクスポートする場合にも、$system.OBJ.Export() を使用します。
例:
do $system.OBJ.Export("*.mac",c:\temp\allmacroutines.xml")
※バージョン2008.1より前では、$system.OBJ.ExportPattern() を使用します。
2. インポート方法
a. ファイルに含まれる全ルーチンをインポートする
ファイルに含まれる全ルーチンをインポートするには $system.OBJ.Load() を使用します。
例:
do $system.OBJ.Load("c:\temp\routines.xml",,.errors)
b. ファイルに含まれるルーチンのうち一部のみをインポートする
XMLファイルに含まれる一部のルーチンのみ選択してインポートする場合、一旦$system.OBJ.Load() で、第5引数の listonly を 1 に設定してXMLファイルを読み込み、第4引数(出力引数)で得られたリストからインポート対象を選択して第6引数で指定します。
例:
Set file="c:\temp\routines.xml"
// まずXMLに含まれるアイテム一覧を取得
Do $system.OBJ.Load(file,,.errors,.list,1 /* listonly */)
Set item=$Order(list(""))
Kill loaditem
While item'="" {
If item["Sample" Set loaditem(item)="" { // Sample を含むもののみインポート
Set item=$Order(list(item))
}
}
// 作成されたリストでインポート処理実行
Do $system.OBJ.Load(file,,.errors,,,.loaditem)