Cachéの優れた可用性とスケーリング機能の1つは、エンタープライズキャッシュプロトコル(ECP)です。 アプリケーション開発中に考慮することにより、ECPを使用した分散処理は、Cachéアプリケーションのスケールアウトアーキテクチャを可能にします。 アプリケーション処理は、アプリケーションを変更することなく、単一のアプリケーションサーバーから最大255台といった非常に高いレートにまで、アプリケーションサーバー処理能力を拡張できます。

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古くなった MUMPS アプリケーションに新たな生命を吹き込みたいとお考えですか? 以下にご紹介するステップを実行すれば、グローバルをクラスにマッピングし、美しいデータを Object や SQL に公開できます。

上の内容に馴染みが無い方は、以下の記事を初めからお読みください。

グローバルをマッピングする技術 1

グローバルをマッピングする技術 2

この記事の例では、典型的な親子構造をマッピングする方法をお見せします。

前回と同じ免責事項: これらの記事を読んでもグローバルがよく理解できないという方は、WRC (Support@InterSystems.com) までメールでお問い合わせください。喜んでサポートさせていただきます。

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記事
· 2021年3月10日 3m read
RESTでセッション共有化する方法

これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

REST アプリケーションはステートレスであることが想定されています。

しかし、複数の REST 呼び出し間でデータを保持したい場合などの理由で、Webセッションを使用したい場合は、UseSession パラメータを使用することができます。

以下のように、Web アプリケーションのディスパッチクラスとして定義された %CSP.REST のサブクラスでUseSession パラメータを指定することで、CSPと同じようにWebセッションを使用することが可能となります。

Class REST.MyServices Extends %CSP.REST
{
 Parameter UseSession As Integer = 1;


詳細は以下のドキュメントをご覧ください。

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この記事は、視覚化ツールと時系列データの分析を説明する連載の最初の記事です。 当然ながら、Caché製品ファミリーから収集できるパフォーマンス関連のデータを見ることに焦点を当てますが、 説明の途中で、他の内容についても解説していきます。 まずは、Pythonとそのエコシステムで提供されているライブラリ/ツールを探りましょう。

この連載は、Murrayが投稿したCachéのパフォーマンスと監視に関する優れた連載(こちらから参照)、より具体的にはこちらの記事と密接に関係しています。

免責事項1: 確認しているデータの解釈について話すつもりですが、それを詳しく話すと実際の目標から外れてしまう可能性があります。 そのため、Murrayの連載を先に読んで、主題の基本的な理解を得ておくことを強くお勧めします。

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特定文字列が含まれるグローバルを検索する時、どのように行われているでしょうか?

管理ポータルでグローバルを表示して Ctrl+F で検索することもできますが、サイズが大きなグローバルでは表示に時間がかかり難しい場合もあります。

もちろん、$ORDER や $QUERY 関数でループして含まれる文字列を検索することは可能です。

しかし、もっと簡単で便利な方法があります。

管理ポータルで行える、グローバル文字列検索機能 を使う方法です。

こちら、管理ポータルの [システムエクスプローラ] > [グローバル] :検索 から簡単に行えます

例えば、^%ISCLOGグローバルの中から「CSP error cleaning up after page」というエラーが含まれるグローバルを検索するときは以下のようになります。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

アプリケーションモニタが提供する %Monitor.System.Diskspace(ディスク容量メトリック)を利用して指定サイズを下回る場合にメール通知を行うように設定を追加することができます。

アプリケーション・モニタのメトリック【IRIS】
アプリケーション・モニタのメトリック

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日付範囲クエリが極端に遅くなっていませんか? SQLのパフォーマンスが低下していませんか?

日付範囲のサブクエリをまだご覧になっていない場合は、前回の投稿をご確認ください。
https://jp.community.intersystems.com/post/日付範囲クエリのsqlパフォーマンスを改善する


なぜ、こうも日付クエリに注目しているのでしょうか? それは、日付クエリが重要だからです。 それは報告であり、統計であり、自分の素晴らしい仕事を上司に証明するための数字です(もちろん、あなたが実際にそうしていればの話ですが )。では、前回と同じようなテーブルを見てみましょう。ただし、実際には MAXLEN と MINLEN を次のように適切に定義します。

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これで 3 記事目になります (パート 1パート 2 をご覧ください) が、引き続き Caché データベースの内部構造をご紹介いたします。 今回は、興味深い内容をいくつかご紹介し、私の Caché Blocks Explorer プロジェクトを使って作業の生産性をアップさせる方法について説明します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ルーチン(*.mac)の場合

ソースプログラムのコンパイル後に生成される *.obj のみをエクスポート/インポートすることでソースの隠蔽化を実現できます。

コマンド実行例は、EX1Sample.mac と EX2Sample.mac のコンパイルで生成される EX1Sample.obj と EX2Sample.obj をエクスポート対象に指定し、第2引数のファイルにエクスポートしています。

別ネームスペースに移動したあと、エクスポートした XML ファイルを利用してインポートを実行しています。

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InterSystems公式
· 2024年2月15日 1m read
Caché, Ensemble, HSAP 2018.1.9 リリースのご案内

インターシステムズは、Caché, Ensemble, Health Connect HSAP のメンテナンスリリース(MR) 2018.1.9をリリースしました。本リリースは、幅広い領域で多くのアップデートが行われたメンテナンスリリースです。

Caché と Ensemble

製品のフルインストールキットは、WRC の Software Distribution ページからダウンロードすることができます。

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記事
· 2020年9月28日 6m read
Arduino で気象観測

InterSystems ハッカソンの時、Artem Viznyuk と私のチームは Arduino ボード(1 台)とその各種パーツ(大量)を所有していました。 そのため、私たちは活動方針を決めました。どの Arduino 初心者もそうであるように、気象観測所を作ることにしたのです。 ただし、Caché のデータ永続ストレージと DeepSee による視覚化を利用しました!

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ユーザ定義エラーとして使用したいエラーコードと対応するメッセージを記述したXMLを用意します。

なお、エラーコードは負の整数で設定してください。

<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> 
<MsgFile Language="ja">
  <MsgDomain Domain="UserErrors">
    <Message Id="-111" Name="MyError">エラーが発生しました</Message> 
    <Message Id="-222" Name="MyError2">エラーが発生しました2</Message> 
  </MsgDomain>
</MsgFile>

XML ファイルが作成できたら使用したいネームスペースにロードします。

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これまでに何度もコードカバレッジとコードのパフォーマンス最適化について説明してきたため、ほとんどの方はすでにSYS.MONLBLユーティリティについてご存知かと思います。 コードを視覚的に見る方が通常は、純粋な数値を見るよりもはるかに直感的に理解できます。これが、このシリーズの記事の大きなポイントです。 今回は、Pythonとそのツールから少し離れて、^%SYS.MONLBLレポートからヒートマップを生成する方法を探りたいと思います。

簡単に言うと、ヒートマップは特定の値を色で表現してデータの要約を得ることに特化した視覚化ツールです。 このケースでは、データはコード行であり、コード行に掛けられた時間が色にマッピングされます。

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以下の2つの方法でセキュリティ設定をエクスポートおよびインポートできます。

- コマンドラインで行う場合は、^SECURITYユーティリティを使用します。
- プログラムで行う場合は、SecurityパッケージのExportおよびImportメソッドを使用します。

設定をエクスポートする方法:

◆コマンドラインで設定をエクスポートする方法(^SECURITY)

セキュリティの全ての設定、または個々のセクションをエクスポートできます。


^SECURITYを使用して、すべてをエクスポートする場合:

^SECURITYを使用すると、インスタンスのすべてのセキュリティ設定を簡単にエクスポートまたはインポートできます。
ターミナルで %SYS ネームスペースに移動し、^SECURITYを開始します。

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これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

この記事では「グローバルを誤って削除してしまった!」という場合の対処方法をご紹介します。

誤って削除してしまった特定のグローバルを復旧するためには、バックアップファイルとジャーナルを使用します。
復旧は、^ZJRNFILTユーティリティによるジャーナルリストアで条件を指定してジャーナルレコードをリストアする方法で行います。
この方法で、ある時点のデータベースのバックアップに対して、削除が含まれるジャーナルレコードについて特定グローバルを削除するまでのものを適用することができます。

^ZJRNFILTユーティリティの詳細については、以下のドキュメントをご参照ください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

バックアップ先に、共有フォルダを指定することは可能ですが、推奨しません。

バックアップの最終フェーズのDBアクセスを禁止する箇所で万一ネットワークエラー等で、バックアップがハングアップすることがあれば、システム全体に影響が及ぶリスクがあります。

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記事
· 2021年10月12日 1m read
DBリストア手順

これはInterSystems FAQ サイトの記事です。

^BACKUP ユーティリティを使用して、DBリストアする方法をご紹介します。

添付のドキュメントでは、オンラインバックアップ と レガシー並行外部バックアップ の2種類のバックアップからのリストア処理の方法を紹介しています。

リストア処理の詳細は、下記ドキュメントページを参照してください。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

Excelのマクロ機能を使ってVBAからREST/JSON経由でアクセスすることが可能です。

REST/JSONを使用したInterSystems製品との連携の簡単なサンプルを以下のGitHubサイトから入手できます。

VBAマクロサンプル

マクロサンプルは Solution/activityreport.xlsm をご覧ください。

サンプルは、コンテナを利用しています。READMEに記載の方法でコンテナを開始し、Solution/activityreport.xlsm の「データ取得」ボタンをクリックすると以下の結果が得られます。

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これは、InterSystems FAQサイトの記事です。

%SYS.Namespace クラスの List クエリで取得することができます。

次のようなルーチンを作成し、ターミナルで実行してください。


1. サンプルの作成

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

クエリパフォーマンスを最適化するための方法の一つとして、クエリ単位またはシステム全体でクエリの並列処理を使用することができます(標準機能)。

こちらは、特定のクエリに対しマルチプロセッサシステムでクエリの実行をプロセッサ間で分割して行うものです。
並列処理の効果が得られる可能性がある場合のみ、クエリオプティマイザは並列処理を実行します。
並列処理の対象はSELECT文のみとなります。

なお、並列プロセスの数は、CPUの数に応じて自動で調整するため、数の指定は行えません。
現在のシステムのプロセッサ数は以下のコマンドで確認することができます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

ターミナルでルーチンを実行し、プログラム上でエラーが発生した時に、エラートラップを適切に設定していない場合、以下のようなデバッグモードになります。

USER>do ^error1
write A
^
a+2^error1 *A
USER 2d0>

この状態から、ルーチン起動の前の状態に戻るにはQuitコマンドを入力します。

USER 2d0>Quit

またエラーが発生したルーチン内でトランザクション処理を行なっている場合には、以下のような表示のプロンプトになります。

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Caché と InterSystems IRIS データベースの整合性は、システム障害から完全に保護されてはいますが、物理ストレージデバイスが保管しているデータは、デバイスの障害によって破損してしまいます。 そのため、多くのサイトでは、データベースの整合性チェックを定期的に実行するように選択しており、特に特定のバックアップが災害時に信頼できるかどうかを検証するためにバックアップが行われています。 システム管理者がストレージの破損を伴う災害に対応するために、整合性チェックも緊急に必要となる場合もあります。 整合性チェックはチェックされているグローバルの各ブロック(すでにバッファーにない場合)を、グローバル構造で指示された順序で読み取る必要があります。 これには膨大な時間がかかりますが、整合性チェックは、ストレージサブシステムが維持できる限り高速に読み取ることができます

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%Installerという特別なツールを使用すると、目的のIRIS構成を記述するインストールマニフェストを定義できることはご存じでしょうか?
インストールマニフェストに作成したい IRIS 構成を記述すると、インストール中、またはターミナルやコードからマニフェストを実行した際に、構成設定が適用されます。

インストールマニフェストについては、以下の記事でご紹介しておりますので是非ご覧ください(Cachéの記事になりますがIRISでも同様です)。
%InstallerでInterSystems Cachéにアプリケーションをデプロイする


こちらの記事では、実際にマニフェストで追加できる主な項目について、サンプルコードとあわせてご紹介します。
今回は、以下の機能の設定例をご紹介します。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

各タイムアウト値の意味は以下の通りです。

(1) [サーバ応答タイムアウト]

この設定時間内に、IRIS/Caché での処理(ルーチンやクエリの実行)が終わらない場合は、ブラウザ側にエラーを返します。

例) この値が60秒の時に、ルーチン/メソッド/クエリ実行に 90秒 かかる場合にはエラーになります。

(2) [キューイングされたリクエストのタイムアウト]

CSP/REST で設定する IRIS/Caché サーバごとに、CSP/REST を同時実行できるプロセス数を制限できます。

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これは InterSystems FAQ サイトの記事です。

こちらでは、タスクスケジュールを登録・参照するサンプルコードをご紹介します。

①タスクスケジュール登録のサンプル

※毎日 am1:00に do ^TEST を実行するタスクを作成します。

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