大事なお知らせ: 2021.1 CommunityEdition のライセンス期限切れ(対処方法のご紹介)
InterSystems IRIS と InterSystems IRIS for Health 2021.1 CommunityEdition の組み込みライセンスが 2021年10月30日で期限切れになるよう誤って設定されていることが判明しました。大変申し訳ありません。
CommunityEdition は開発用途であるため、実稼働バージョンへの影響はありませんが、CommunityEdition のキーが期限を迎えると、ご利用中インスタンスの実行が停止する、または開始できない状況になります。
ご利用を継続いただくためには、新しいインスタンスに置き換えていただく必要があります。インスタンスの置き換えが行えない場合には、ライセンスキーのオーバーライドが行える拡張用キーをご提供しております。
ご不便おかけし、大変申し訳ありません。
置換対象のキット/コンテナのビルド番号について
インストールキットとコンテナは、WRC software distribution site よりダウンロードいただけます。
バージョン 2021.1 build 215.3 をご利用ください。
拡張キーが含まれる新しいコンテナを、InterSystems Container Registry にご用意いたしました。
以下コマンドで新しいイメージを pull できます。
docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community:2021.1.0.215.3
docker pull containers.intersystems.com/intersystems/iris-community-arm64:2021.1.0.215.3
docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community:2021.1.0.215.3
docker pull containers.intersystems.com/intersystems/irishealth-community-arm64:2021.1.0.215.3
Docker Hub のInterSystems コンテナも更新しております。
また、AWS、Azure、GCP のクラウドマーケットプレイスにある CommunityEdition については、更新が完了しましたら、この記事でご案内します。
ライセンスキーのオーバーライドについて
CommunityEdition のライセンスを2022年1月5日まで延長できる「オーバーライドキー」をご提供しています。
こちらは、WRC Direct のプレビューライセンスキー発行ページよりダウンロードいただけます。なお、新しいビルド(build 215.3)を使用されている環境にはこのキーは必要ありません。
オーバーライド用キーを反映する手順については、ドキュメントをご参照ください。
ダウンロードいただいたキーファイルを iris.key にリネームし、以下ディレクトリに配置してから IRIS を開始してください。
<インストールディレクトリ>\mgr\iris.key
コンテナでのキー入れ替え方法については、こちらのドキュメントをご参照ください。
キーの期限切れの問題については、以前のバージョンの CommunityEdition(2020.1.1を含む)にも当てはまり、オーバーライドキーで対応可能です。
なお、「オーバーライドキー」の使用を DevOps のベストプラクティスとして推奨しているわけではなく、コンテナを置換する代わりの方法として推奨しております。
WRC Direct のアカウントをお持ちでない場合
大変お手数おかけいたしますが、コンテナ利用の場合には、コンテナの置換、インストールキットでご利用の場合は、 build 215.3 をダウンロードいただき、上書き(Upgrade)インストールをお願いいたします。
詳細は、こちらのドキュメントをご参照ください。
何かご不明な点ございましたら、お知らせくださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。