開発テンプレート(IRIS Analytics Template)の使い方のご紹介(第8回 InterSystems IRIS Analytics コンテスト)
開発者の皆さん、こんにちは!
この投稿では、第8回 InterSystems IRIS Analytics コンテスト の 開発テンプレート(IRIS Analytics Template) の使い方をご紹介します。
開発テンプレートは、Gitからソースコードをダウンロードし、コンテナを開始するだけで Johns Hopkins repository で公開されている COVID-19 のデータを使用した InterSystems BI(旧DeepSee)での分析環境が準備できます(サンプルデータが入ったテーブル、モデル定義、ピボットテーブル、ダッシュボードが準備されます)。
コンテストでは、開発テンプレートをベースとし、コードを追加しながらオリジナルアプリケーションを開発いただいたり、新規で作成いただいたり、自由に開発いただけます。
InterSystems BI を使ったアプリケーションでチャンレンジされる場合は、ぜひ、ここで紹介している開発テンプレートをご利用ください!
この他、サンプルアプリケーションの例は、コンテスト告知ページをご参照ください!
メモ:開発テンプレートはコンテスト以外の目的にもご活用いただけます!
以下、事前準備についてご説明します。
開発テンプレートをご利用いただくために、以下 3 つのソフトウェアのインストールが必要です。
事前準備が整いましたら、開発テンプレートの使い方解説ビデオをご参照ください(ビデオは以下の5本に分かれています。お好みの場所からご参照ください)!
- パート1-開発テンプレートに含まれる内容
- パート2-サンプルデータ・キューブの概要説明
- パート3-新しいデータのインポート(ZPMパッケージマネージャの使い方)
- パート4-新しいキューブ・ピボット・ダッシュボードの作成とVSCodeへのエクスポート
- パート5-ダッシュボード以外のUIを使ってみる(DeepSeeWeb)
パート1 - 開発テンプレートに含まれる内容について
開発テンプレートのコードは Git に公開されています。
URLをコピーした後、以下実行します。
git clone [コピーしたURL貼り付け]
clone で作成されたディレクトリに移動後 docker-compose.yml を利用して、コンテナをビルド+開始します。
docker-compose up -d
コンテナを停止する場合は、以下実行します。
docker-compose stop
パート2 - サンプルデータ・キューブの概要説明
サンプルデータは、Johns Hopkins repository で公開されている COVID-19 のデータを使用しています。
パート2のビデオでは、以下の内容をご紹介しています。
- InterSystems BI(旧DeepSee)のキューブサンプル
- ピボットテーブルサンプル
- ダッシュボードサンプル
目次
00:00~00:13 アーキテクト画面の開き方
00:13~02:05 サンプルデータについて
テーブル仕様については、こちらをご参照ください。
02:05~04:02 アーキテクト画面の使い方
04:02~ アナライザ画面の使い方(ピボットテーブル作成画面)
パート3 - 新しいデータのインポート(ZPMパッケージマネージャの使い方)
パート3では、以下の内容をご説明します。
- ZPMについて
- OpenExchange に公開されている ZPM(IRISのパッケージマネージャ)を利用した OpenExchange の公開アプリケーションインポート方法
- ZPM対応アプリケーションのインストール方法(csvgen)
- CSVデータのインポート方法
注意:OpenExchangeに公開されているアプリケーションは、インターシステムズが正式にサポートしているものではありません。
目次
00:00~00:53 ZPM(パッケージマネージャ)について
00:53~05:27 csvgen のインポートとCSVのインポート
05:27~ データの確認
パート4 - 新しいキューブ・ピボット・ダッシュボードの作成とVSCodeへのエクスポート
パート4では、以下の内容をご説明します。
- インポートした CSV データを利用して、新規でキューブを作成する方法
- ピボットテーブルを新規で作成する方法
- ダッシュボードを新規で作成する方法
- 作成した定義を VSCode にエクスポートする方法
目次
00:00~01:35 キューブの新規作成
01:35~02:55 ピボットテーブルの作成
02:55~04:59 ダッシュボードの新規作成+ウィジェットの追加
04:59~ VSCode へ作成した定義をエクスポートする方法
パート5 - ダッシュボード以外のUIを使ってみる(DeepSeeWeb)
パート5では、OpenExchange に公開されている ZPM(IRISのパッケージマネージャ)を利用し、InterSystems BI が提供しているダッシュボード画面以外のUI(DeepSeeWeb)をインポートする方法をご紹介します。
注意:OpenExchangeに公開されているアプリケーションは、インターシステムズが正式にサポートしているものではありません。
目次
00:00~01:41 ZPM対応パッケージ:DeepSeeWeb のインストール方法
01:41~ DeepSeeWeb のUI 確認
以下URLを入力します(ポート番号は環境に合わせて変更してください)
http://localhost:ポート番号/dsw/index.html#/IRISAPP/