SELECTのみを実行できるユーザ作成方法について
これはInterSystems FAQ サイトの記事です。
SELECT のみを実行できるユーザを作成するには、ユーザかロールに対してテーブルへのアクセス権限を設定することで対応できます。
設定は、管理ポータルか、GRANT 文を実行することで設定できます。GRANT 文については、以下ドキュメントもご参照ください。
InterSystems SQL リファレンス - GRANT【IRIS】
CachéSQLリファレンス - GRANT
管理ポータルでの設定は、ユーザまたはロールの編集画面内「SQLテーブル」タブを使用します。
ユーザに直接設定する場合は以下のメニューを利用します。
[ホーム] > [システム管理] > [セキュリティ] > [ユーザ] > [ユーザ編集]
ロールに設定する場合は、以下のメニューを使用します。
[ホーム] > [システム管理] > [セキュリティ] > [ロール] > 新規ロール作成
※ ロール名を指定し、保存するまで詳細設定画面が表示されません。
※ 作成したロールをユーザに付与することで、テーブルへのアクセス権限をロールで一元管理できます。 SQLテーブルでの権限設定
手順は以下のとおりです。
- ネームスペースを選択(例は SAMPLES を選択)
- テーブル追加ボタンを押下
- スキーマを選択 (例は Samples を選択)
- 設定対象のテーブル(例は、Person )を「選択済み」に移動し権限を設定(SELECTのみにチェック)
- 適用ボタン押下