もし現在ご使用のデータベース技術で壁に突き当たっていると感じておられるならば、是非InterSystems IRIS Data Platformへの移行をご検討ください。 (以下IRIS) IRISに移行するに際して、現行のプログラム資産を全て書き換える必要はありません。 IRISに移行する際には、以下の手順で進めることを推奨しております。 アプリケーションコードをそのまま流用し、動作させるために、現在のデータベースからIRISへの移行を行います。 既存のRDBMSのデータ定義(DDL文で記述されたもの)をIRISに取り込むことで、リレーショナルとオブジェクトの両モデルからアクセスが可能となるため、必要に応じてオブジェクト・アクセスが妥当である処理に対しては、アプリケーションプログラムの修正など、対応策が選択できます。 さらにXMLやJSONなどのドキュメント形式のデータの取り扱いも容易ですので、RestFullなアプリケーション構築にも向いています。 また、IRISには習得が容易でデータベースエンジンと一体化したスクリプト言語「InterSystems ObjectScript」が用意されているので、処理の一部をサーバ側ロジックとしてストアドプロシージャ化することによってデータベース処理を効率化するなど、様々な対応策を検討することができます。 バージョン2021.2からは、Embedded Pythonのサポートが追加され、ObjectScriptと同様に同一プロセス空間からデータベースアクセスが可能となり、Pythonプログラムからのデータベースアクセスが大幅に改善されました。