jQuery($.getJSON と $.ajax)を使用した InterSystems IRIS データのJSON形式での取得方法をご紹介します。 以下にサンプルをご用意しました。 [https://github.com/Intersystems-jp/REST\_JSON\_sample](https://github.com/Intersystems-jp/REST_JSON_sample) サンプルには、次の内容が含まれます。 ・REST + JSON ・REST + CORS ※それぞれ、$.getJSON と $.ajax で取得する方法を記載しています。 ※サーバ側ではSelect文の実行結果をJSON_OBJECT関数を使用しJSON文字列で出力しています。  関数については以下のドキュメントをご覧ください。  [JSON_OBJECT関数](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=RSQL_jsonobject) 使用手順は以下になります。
1. USERネームスペースに json.xml をインポート・コンパイル
 

2. テスト用データの作成(ターミナルで以下のコマンドを実行する)

    USER>do ##class(Sample.Person).Populate(200)


3. 初期設定(REST用)

   管理ポータル > セキュリティ管理 > ウェブ・アプリケーション

   新しいウェブ・アプリケーションを作成ボタンを押す

   名前 /csp/user/rest
   ネームスペース    USER
   ディスパッチ・クラス REST.Person

   保存ボタンを押す

4. test_json.html をWEBサーバに配置する

   例:
   C:\Inetpub\wwwroot                          <-- IIS ルート
   C:\InterSystems\IRIS\CSP\user       <-- cspフォルダ

5. test_json.htmlをブラウザで開く

   例:
   http://localhost/test_json.html
   http://localhost:52773/csp/user/test_json.html
    
    ※サンプル内のクロスドメイン対応URLは、http://127.0.0.1:52773/ を使用(PWS用サンプル)
 

6. テキストボックスに適当なID(1,2,100 など)を入力し、検索ボタンを押して出力結果を確認する。

  ★IRISでJSONを操作する基本情報については、こちらの記事をご覧ください(ビデオもご紹介しています)。 [【はじめてのInterSystems IRIS】セルフラーニングビデオ:アクセス編:IRIS での JSON の操作](https://jp.community.intersystems.com/node/480106)