開発者の皆さん、こんにちは! [Interoperability(相互運用性)コンテスト](https://jp.community.intersystems.com/node/483166)の続報の「テクノロジーボーナス」について紹介します。 対象となる技術は、以下の通りです。 * BPL エディタを利用したビジネス・プロセスの開発、または、ビジネスルールとデータ変換(DTL)を使用した開発 * カスタムアダプタを使用した開発 * プロダクションエクステンション(PEX)Java または .NET を使用した開発 * ワークフローエンジンを使用した開発 * ZPM パッケージによるデプロイが行える開発環境 * Docker コンテナを使用した開発 それぞれの詳細については以下ご参照ください。   ### **BPL エディタを利用したビジネス・プロセスの開発、または、ビジネスルールとデータ変換(DTL)を使用した開発 - 1 point** IRIS の [Interoperability(相互運用性)プロダクション](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=ECONFIG_PRODUCTION)の特徴の1つである、BPL エディタで記述できるビジネス・プロセスがあります。また、ビジネス・ルールは、Interoperability プロダクション内で実行したい処理を、ノーコード/ローコードのアプローチで指定できる開発エディタです(ビジネス・ルールを利用するためには、構築済ビジネス・プロセスを使用します)。 以下参考ドキュメントをご参照ください。 * [Interoperabilityの動作の仕組みについて記事](http://jp.community.intersystems.com/node/483036) * [プロダクションについての解説する記事](http://jp.community.intersystems.com/node/483041) * [ビジネス・プロセスについて解説する記事](http://jp.community.intersystems.com/node/483171) * [ビジネス・プロセスの作成方法を解説するドキュメント](https://docs.intersystems.com/iris20201/csp/docbookj/DocBook.UI.Page.cls?KEY=EGDV_BUSPROC) * [ビジネス・ルールのサンプルコード](http://github.com/intersystems-community/iris-interoperability-template/blob/a24831c993c773883f6741b787ae8d405354ad26/src/dc/Demo/FilterPostsRoutingRule.cls) * [ビジネス・ルールのドキュメント](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbookj/DocBook.UI.Page.cls?KEY=EBUS)   ### **カスタムアダプタを使用した開発 - 1 point** InterSystems Interoperability プロダクションでは、プロダクション内のビジネス・サービスやビジネス・オペレーションの開発に、外部システムとの通信を簡単に行うことができる「インバウンド/アウトバウンド・アダプタ」を利用することができます。アダプタは独自のカスタマイズを行うこともでき、今回のコンテストでは、カスタムアダプタを使用することでボーナスポイントを獲得できます。 [カスタムアダプタ例(サンプル)](https://github.com/intersystems-community/iris-interoperability-template/blob/a24831c993c773883f6741b787ae8d405354ad26/src/dc/Reddit/InboundAdapter.cls) [既存アダプタの種類についてはこちら](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbook/Doc.View.cls?KEY=EGIN_options_connectivity#EGIN_options_connectivity_adapters)をご参照ください。  

Production EXtension (PEX) を使用した開発 - 2 points

PEX は、Interoperability プロダクションの Java/.NET 用拡張機能です。 プロダクションの開発に、Java/.NET の PEX を使用した開発を行った場合、ボーナスポイントを獲得できます。 詳しくは、[デモ](https://openexchange.intersystems.com/package/pex-demo)や [PEX のドキュメント](https://docs.intersystems.com/irislatest/csp/docbook/DocBook.UI.Page.cls?KEY=EPEX)をご参照ください。  

ワークフローエンジンを使用した開発 - 1 point

IRIS Interoperability の1つの機能である「ワークフロー」は、一連の処理の中に「人の介在」を含むことができます(次のステップに移動するために、目視を必要とする/人による選択が必要 などの処理を追加できます)。 ワークフローを含めた場合ボーナスポイントを獲得できます。 [ワークフローのドキュメント](https://docs.intersystems.com/irislatestj/csp/docbookj/DocBook.UI.Page.cls?KEY=EGWF_OVERVIEW) [WorkflowAPI ](https://openexchange.intersystems.com/package/EnsembleWorkflow) と [WorkflowUI-ngx](https://openexchange.intersystems.com/package/workflowUI-ngx)  というコミュニティモジュールもあり、Angular上に動作する素敵なUIレイヤーを提供しています。  

ZPM パッケージによるデプロイが行える開発環境 1 point

フルスタックアプリケーション用に ZPM(ObjectScript Package Manager)パッケージをビルドして公開し、ZPM でデプロイできるように開発した場合、ボーナスポイントを獲得できます。 以下、ZPM クライアントがインストールされている IRIS でのコマンド実行例です。
zpm "install your-full-stack-solution-name"
[ZPM](https://openexchange.intersystems.com/package/ObjectScript-Package-Manager) クライアント、 [ドキュメント](https://github.com/intersystems-community/zpm/wiki)もご参照ください。  

Docker コンテナを使用した開発 - 1 point

Dockerコンテナ上で動く IRIS を使用した場合、ボーナスポイントを獲得できます。 以下の開発テンプレートを使用すれば、ボーナスポイントを獲得できます。 * [IRIS Interoperability Template](https://openexchange.intersystems.com/package/iris-interoperability-template) 掲載されている技術の使用方法について、ご質問がありましたら、お気軽にお問い合わせください。 ぜひ、コンテストへのご応募ご検討ください!